同じような処理を各マクロごとに記述するのはめんどくさいし修正が発生した場合のメンテが大変になります。
そのような状態を解消するために同じような処理を関数としてインクルードファイルとして別ファイルで管理することが出来ます。
作者視点から使用ケースに応じた一般的な関数をインクルードファイルとして提供した分の関数の説明となります。
※範囲指定で値を設定するような関数もありますのでundo_off()にしないと遅いことがあるので遅い場合は実行前にundo_off()にしてください。
| 関数 | 処理名 | 処理内容 |
| string func_right(string i_str, int len) | 右端の文字列取得 | 文字列の右から指定の文字数の内容を取得します。 |
| string func_ltrim(string i_str) | 左半角スペースを除く | 文字列の左から始まる半角スペースを除きます。 |
| string func_rtrim(string i_str) | 右半角スペースを除く | 文字列の右から始まる半角スペースを除きます。 |
| string func_trim(string i_str) | 前後の半角スペースを除く | 文字列の前後から始まる半角スペースを除きます。 |
| void func_range_clear (int row1, int col1, int row2, int col2) |
範囲指定の文字列をクリア | 範囲指定内のテキストをクリアします。 |
| void func_range_keisen (int row1, int col1, int row2, int col2, int kei) |
範囲指定の罫線を引く | 引数keiに指定した罫線種類で範囲指定内の罫線を引きます。 罫線種類：0=なし 1=細線 2=点線 3=太線 |
| void func_range_back_color (int row1, int col1, int row2, int col2, int cr) |
範囲指定の背景色の指定 | 範囲指定内の背景色を指定します。 |
| void func_range_align (int row1, int col1, int row2, int col2, int align) |
範囲指定の横配置位置 | 引数alignに指定した横配置種類を範囲指定内に設定します。 横配置種類：0=DEF 1=左詰 2=中央 3=右詰 |
| void func_range_valign (int row1, int col1, int row2, int col2, int valign) |
範囲指定の縦配置位置 | 引数alignに指定した縦配置種類を範囲指定内に設定します。 縦配置種類：0=DEF 1=上詰 2=中央 3=下詰 |
| string func_format_yyyymm(date i_dt) | YYYY/MMの書式設定 | 日付の年月をYYYY/MMの形式で返します。例:2024/07 |
| string func_format_yyyymmdd(date i_dt) | YYYY/MM/DDの書式設定 | 日付の年月日をYYYY/MM/DDの形式で返します。例:2024/07/09 |
| void func_del_slide_row(int row, int del_su, int col) | 指定列の行スライド | 指定行から行数分スライドします。 |
| 関数 | 処理名 | 処理内容 |
| int func_get_the_week(int day) 旧名：calDaiNanWeek |
第何回目の曜日かを取得 | 指定の日（day)から何回目の曜日かを取得 |
| string func_get_week_name(int week) 旧名：getWeekName |
曜日コードから名称を取得く | get_week()で返す数値(week)から曜日の名称を取得。 例：日曜日の場合は「日」 |
| string func_get_syuku(date dt) 旧名：getSyuku |
該当の日付の祝日名を取得 | 指定の日付(dt)の祝日名を取得します。 |
| void func_list_syuku(int yyyy, int row, int col) 旧名：listSyuku |
該当年の祝日を指定セルに一覧する | 指定年(yyyy)の祝日を指定セル(row,col)に一覧する。 |
| void func_make_calender(int yyyy, int mm, int row, int col, int view) 旧名：makeCalender |
該当のセルに指定の年月のカレンダーを作成する | 該当のセルに指定の年月のカレンダーを作成する 【引数】 yyyy：年 mm：月 row：作成先の開始行 col：作成先の開始列 view：0:年月を非表示 1:年月を表示 2:月を表示 |
// セルの２行目から６行目の３列目から７列目の範囲の
// "TEST"の文字列を"置換文字列"に置き換える。
#include "find"
int nRet;
func_find_init("",0,0,0);
func_find_init_area(2,3, 6,7);
nRet = func_replace_all("TEST", "置換文字列");
|
| 関数 | 処理名 | 処理内容 |
| void func_find_init(string i_sheet, int row, int col, int syori) | func_find()関数の初期化 | func_find()関数で使用する引数を事前に指定しておく 【引数】 string i_sheet：検索するシート名(""で選択中シート) int row, col：検索開始セル位置 int syori：0：部分一致 1：完全一致 |
| void func_find_init_area(int row1, int col1, int row2, int col2) | func_find()関数の検索範囲の指定 | func_find()関数の検索範囲の指定が必要な場合、事前に指定しておく |
| int func_find(string i_find) | シート内を検索 | 事前に指定した内容で該当キーワード(i_find)の内容の検索を行う。 【戻り値】 見つかったとき1(true)、見つからない場合0(false) 見つかったセル位置はグローバル変数 g_func_find_col、g_func_find_rowに返す。 |
| int func_replace(string i_find, string i_rep) | シート内で検索した内容を置換 （１セル分） |
事前に指定した内容で該当キーワード(i_find)の内容の検索して指定の置換文字列(i_rep)で置き換える。 【戻り値】 見つかったとき1(true)、見つからない場合0(false) 見つかったセル位置はグローバル変数 g_func_find_col、g_func_find_rowに返す。 |
| int func_replace_all(string i_find, string i_rep) | シート内で検索した内容を置換 （シート内で発生したもの全て） |
事前に指定した内容で該当キーワード(i_find)の内容の検索して指定の置換文字列(i_rep)で置き換える。（シート内全て） 【戻り値】 置換を行ったセル数(置換が発生しなかった場合は0) |
| 関数 | 処理名 | 処理内容 |
| string func_input_param_addon(int index, string i_msg, string def_param) | パラメータ値の取得(値保持あり）（作者がaddonに使うもの） | 関数input()を入力した値を保持する（作者がaddonで使うもの） |
| string func_input_param(int index, string i_msg, string def_param) | 選択(過去歴)と入力画面 | 選択(過去歴)と入力画面 |
| string func_select_input(string fname, string i_msg) | 選択(過去歴)と入力画面 | 選択(過去歴)と入力画面 |