マクロを使ってみよう(1)

最初に

表次郎のマクロについて説明します。
マクロとは特定の処理を自動化して簡単に呼び出しが行えるようにするものです。
ただし自動化してしまえば使用するのは楽ですがそこに至る過程はそれなりに難しいです。

マクロやプログラムといった単語が出るだけで敬遠されそうなのでここではソースの内容には
あまりふれずに表次郎に機能(マクロ)を追加して実行する方法を説明したいと思います。


カレンダーを作る機能を追加

@目的

表次郎にカレンダーを書きたいと思ったとします。
罫線を引いたり曜日を入力したりと結構手間です。
しかも、それを毎月作る必要がある場合はとても手間です。

そこでマクロでカレンダーを作る機能を追加すれば処理を呼び出すだけで
自動的にカレンダーを作ってくれるようになります。

Aカレンダー機能をマクロに登録する

具体的な方法を順に説明したいと思います。

・表次郎のメニュー「マクロ」-「マクロの登録」を選択

・「表次郎マクロ登録」画面が起動します。

・下記の画面のように@「マクロソースファイル」のコンボボックスから「カレンダー」を選択して
 A「コンパイル」ボタンを押下します。


   
 

・確認メッセージが出るのでOKを押すとコンソール画面に下記のように「コンパイルに成功しました。」という
 メッセージが表示されてマクロ一覧に「カレンダー」という名前が表示されたら登録完了です。

   



マクロを実行してみよう

@カレンダーを作成する

表次郎の画面でカレンダーを作成した場所にセルを移動します。

・メニュー「マクロ」-「マクロの実行」を選択する。または「Ctl」+「M」キーを押します。
 マクロ実行画面が開きます。

・@マクロ一覧より先に登録した「カレンダー」を選択して、Aの「実行」ボタンを押下します。


  


・作りたいカレンダーの年月を入力する画面が表示されるのでYYYY/MMの型式で
 入力して「OK」ボタンを押下してください。
  


・カレンダーの完成
 マクロを一度登録してしまえば処理を選択して年月を入力するだけで
 自動的にカレンダーを作ってくれるようになります。

 タイトルの色や土日の背景色に不満がある場合などはマクロのソースをいじる必要が
 出てくるのでここでの説明はここまでとしまが、
 同様にマクロを登録することで自分のほしい機能があれば追加すれば使用できるように
 なります。


  

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